スバル インプレッサ(初代/GC8)のデザイン開発 SUBARU IMPREZA DESIGN

富士重工業(株)スバルデザイン室に在籍し、初代インプレッサ(GC8/GF8)シリーズの新型車デザイン開発(外観、外装部品、ロゴマーク、オプション等全般)を手がけ、同時にレガシィのマイナーチェンジやジャスティ特別仕様車のデザイン、SVXのマイナーチェンジ構想を手がける。

SUBARU IMPREZA

スバル インプレッサ・シリーズの外観デザイン

入社直後より量産車デザイン開発チームに参加。セダン、ワゴン、WRXの三本柱となるシリーズ全体の量産モデルの外装部品、特にセダンのベースモデルからモータースポーツ戦略車のWRX化へのスタイリングやパーツ開発を中心に、10種以上のホイールデザイン、ロゴマーク、オプション部品、WRC参戦前のSTIデモカーの開発を手がけた。

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スバルはかつてモータースポーツのフィールドでは、ラリーやダートラなどのイメージが強く、サーキットでのレースシーンやストリートでの訴求力は弱いのが実情だった。インプレッサの開発当時には、テストドライバー有志のレースチームにデザイナーながら参加し、プロダクションカーレースのカラーリングや、プロダクションカーレースにドライバーとしても参戦し入賞。また試作車の深夜のサーキットでのテストにも同行し、開発中のWRX試作車のポテンシャルの高さを実感しつつ、その体験をデザインにフィードバックしていった。   JAFLinkIcon

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(1989年名古屋デザイン博出展)

「1990年代後半の軽自動車」というテーマで10年後の軽自動車を考察した提案モデル。当時バブル経済まっ只中で「シーマ現象」が起きた時代。10年後(1999年)の時代背景として
・環境問題への意識の高まり省エネ車として乗り換える
・高齢化で高級車経験者も軽に乗り換えユーザーの質が変化
・大きなクルマのように安全安心をスタイリングにも求める
など好景気経験後のSmall-Carのあるべき方向を模索した。
「BD」の語源は、小さな者が自分より大きな者に対して言う
「だからどうした」のスラング「Big Deal」から名付けた。

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