SUBARU IMPREZA
スバル インプレッサ・シリーズの外観デザイン
入社直後より量産車デザイン開発チームに参加。セダン、ワゴン、WRXの三本柱となるシリーズ全体の量産モデルの外装部品、特にセダンのベースモデルからモータースポーツ戦略車のWRX化へのスタイリングやパーツ開発を中心に、10種以上のホイールデザイン、ロゴマーク、オプション部品、WRC参戦前のSTIデモカーの開発を手がけた。
スバルはかつてモータースポーツのフィールドでは、ラリーやダートラなどのイメージが強く、サーキットでのレースシーンやストリートでの訴求力は弱いのが実情だった。インプレッサの開発当時には、テストドライバー有志のレースチームにデザイナーながら参加し、プロダクションカーレースのカラーリングや、プロダクションカーレースにドライバーとしても参戦し入賞。また試作車の深夜のサーキットでのテストにも同行し、開発中のWRX試作車のポテンシャルの高さを実感しつつ、その体験をデザインにフィードバックしていった。 JAF