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[ FB CASE ] iPad caseが、平成24年度【グッドデザインぐんま】商品部門で大賞を受賞しました。 受賞の詳細はこちら
環境にやさしい、そして
人にやさしい、iPadケース
“廃棄物を言い訳にしない”
「群馬県にあるナカダイの廃棄物処分場に
ゴミはありません。使用を終えた製品、
在庫からそのまま廃棄処分となったモノ、
製造ラインから落ちた部材―そうした
多種多様な優れた廃棄物を材料と捉え、
「ソーシャル・マテリアル」として大量
に保管しています。」
株式会社ナカダイの“モノ・ファクトリー”の
WEBサイトには、社会の中で生まれた材料
「ソーシャル・マテリアル」を通じて、これ
までの「廃棄」を新しい価値の「生産」へと
転換する拠点「モノ:ファクトリー」をそう
紹介しています。
そのナカダイ主催の『第2回産廃サミット』
参加にあたり、「モノ:ファクトリー」で手に
したマテリアルは、大手ベビー用品メーカー
のチャイルドシートのモデルチェンジで廃棄
され大量にロールの状態でストックされた
未使用のカラフルな布地でした。それは、
・赤ちゃんの肌に直接触れる部分のもので
クッション性があり、肌当りが良い。
・汗や汚れがついても吸湿、発散性があるよ
うにメッシュ構造で、洗えて色落ちがない。
・安全のために、布地に切り込みを入れても
ほつれず、糸のほつれが広がらない。
・カラフルな色が4色ストックがある。
など、手に触れて、持ち歩くものに使うには
良い素材であることを知りました。
「バッグ・イン・バッグなど様々なケースに
使えるかな?」と直感的に感じたものの、
メッシュ構造で、しかもスプリング機能を
持ち、凹凸の厚さが極端に変わる複雑な織地
なので、縫製が上手くできるかがポイントと
なりました。
nunotech/布テク
こんな時に頼りになるのが、全国でも有数の繊維産業の地域、県内の桐生市の地域コミュニティブランド「nunotech/布テク」のネットワークで、こういう難題でも対応可能な縫製業者が見つかりました。桐生市は、桐生織と呼ばれる着物や帯などの和装から、洋装ではアパレルブランドブームの頃に、有名なブランドの多くの加工をしていた地域で、今回のような特殊の織地でも対応が可能な業者があるのです。
デザイン的には、有名なアルミナムチェアの背のような印象にするために、両サイドの端面の存在感を極力おさえる縫製方法とし、開閉部もファスナーやベルクロを使用しない、この布地の弾力、特性を活かした開閉方法としました。
nunotech/布テク:
http://www.nunotech.com/
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